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第7条 NHKは、受信機(衛星系によるテレビジョン放送を受信できるものに限る。以下この条において同じ。)を設置した者にその設置の旨をNHKに連絡するよう促す文字(以下「設置確認メッセージ」という。)を当該受信機の画面に表示する措置をとることができる。
2 NHKは、受信機を設置した者から次の各号に掲げる事項の連絡を受けた場合には、当該受信機の画面に設置確認メッセージを表示しない措置をとるものとする。
(1)
受信機の設置者の氏名および住所
(2)
受信機の画面にB-CASカード番号またはACAS番号として表示される識別番号(以下「ID番号」という。)
(3)
受信機を第1号の住所以外の場所に設置した場合はその場所
3 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに掲げる理由により、NHKにおいて前項各号に掲げる事項の1に該当する事実を確認できない場合には、NHKは第1項の措置をとることができるものとする。
前項の連絡を受けた事項の内容が事実に相違すること
前項の連絡の後、前項第2号のID番号を変更したこと
前項の連絡の後、受信契約を締結するまでの間において、同項第1号の住所または同項第3号の場所に変更が生じたこと
4 第1項および前項の措置は、第3条第1項ただし書に規定する場合および受信契約が解約となった者が再び受信機を設置した場合についても、とることができるものとする。
5 NHKは、第2項の措置をとった受信機を設置した者が、この規約に定める受信契約を締結しない場合には、受信契約の締結を案内する文字(以下「契約案内メッセージ」という。)を当該受信機の画面に表示する措置をとることができる。
6 NHKは、前項の措置をとった受信機を設置した者が、この規約に定める受信契約を締結した場合には、契約案内メッセージを表示しない措置をとるものとする。
第7条の2 NHKは、NHKの配信の受信を開始した者にその者を識別する情報を、また、その者が配信の受信に用いた通信端末機器に対して当該機器を識別する情報(以下あわせて「識別情報」という。)を付与することができる。
2 NHKは、識別情報を用いて、次の各号の措置をとることができる。
NHKの配信の受信を開始した者が受信契約を締結していることを確認するため、所定の情報の提供や手続きを促す文字等を配信の画面に表示すること
NHKの配信の利用にあたり識別情報の適切な利用を確保するためにNHKの配信を同時に受信することのできる数等の制限を設けること
3 NHKは、第1項の識別情報の付与およびその利用方法ならびに前項各号の措置について定めた利用規約を公表する。
第8条 受信契約者が放送局に届け出た氏名または住所を変更したときは、直ちに、その旨を放送局に届け出なければならない。受信機設置の場所を変更したとき、また、事業所等世帯以外については通信端末機器の設置場所(配信の受信の本拠)を変更したときも、同様とする。
2 前項の届け出が行なわれない場合において、NHKが公共機関への調査等により受信契約者が放送局に届け出た住所等の変更を確認できたときは、NHKは、当該受信契約者が変更後の住所等を放送局に届け出たものとして取り扱うことができるものとする。この取り扱いをした場合、NHKは、当該受信契約者にその旨を通知するものとする。
3 受信契約者が放送局に届け出た電話番号または電子メールアドレスを変更したときは、遅滞なく、その旨を放送局に届け出るものとする。
第9条 受信契約者が受信機を廃止すること、NHKの配信の受信を終了すること等により、受信契約を要しないこととなったときは、直ちに、次の事項を放送局に届け出なければならない。
受信契約者の氏名および住所
受信機を住所以外の場所に設置していた場合はその場所
事業所等世帯以外において受信機を設置していた場合は受信契約を要しないこととなるその設置場所および受信機の数
(4)
事業所等世帯以外においてNHKの配信の受信を開始していた場合は受信契約を要しないこととなる通信端末機器の設置場所(配信の受信の本拠)および通信端末機器の数
(5)
受信契約を要しないこととなった事由
2 NHKにおいて前項各号に掲げる事項に該当する事実を確認できたときは、受信契約は、前項の届け出があった日に解約されたものとする。ただし、受信契約者が非常災害により前項の届け出をすることができなかったものと認めるときは、当該非常災害の発生の日に解約されたものとすることがある。
3 NHKは、第1項の届け出の内容に虚偽があることが判明した場合、届け出時に遡り、受信契約は解約されないものとすることができる。
第10条 放送法第64条第4項の規定に基づき、免除基準に該当する受信契約については、申請により、受信料を免除する。ただし、災害被災者の受信契約については、申請がなくても、期間を定めて免除することがある。
2 前項本文による免除の申請をしようとする者は、次の事項を記載した受信料免除の申請書に免除を受けようとする理由の証明書を添えて、放送局に提出しなければならない。この場合において、事業所契約については、受信機および通信端末機器の設置場所の見取図を添えるものとする。
免除を受けようとする理由
受信契約の種別
受信機設置の場所
事業所契約については、受信機の数
事業所契約については、通信端末機器の設置場所(配信の受信の本拠)および通信端末機器の数
3 第1項本文により、受信料の免除を受けている者は、免除の事由が消滅したときは、遅滞なく、その旨を放送局に届け出なければならない。
4 NHKは、免除基準に定めるところにより、定期的に、第2項に定める免除を受けようとする理由の証明書を発行する者への照会等により、第1項本文により受信料の免除を受けている者にかかる免除の事由が存続していることを調査するものとする。
5 NHKは、免除の事由が存続していることを確認するため、第1項本文により受信料の免除を受けている者に対し、免除の理由の証明書の提出を求めることができる。
6 NHKは、第4項または前項によっても免除の事由が存続していることを確認できない場合、その者の受信契約については、受信料を免除しないものとする。
第11条 受信契約が解約となり、または受信料が免除された場合において、すでに支払われた受信料に過払額があるときは、これを返れいする。この場合、第5条第1項または第2項に定める前払額による支払者に対し返れいする過払額は、次のとおりとする。
経過期間が6か月に満たない場合には、支払額から経過期間に対する受信料額を差し引いた残額
経過期間が6か月以上である場合には、支払額から経過期間に対し支払うべき額につき、第5条第1項または第2項に定める前払額により支払ったものとみなして算出した額を差し引いた残額
2 受信契約の種別、前条の適用または第5条の2から第5条の5までの特例の適用に変更があった場合において、すでに支払われた受信料に過払額または不足額があるときは、精算して、返れいしまたは追徴する。
3 受信料が支払われた期間の受信料について、その料額の改定があったときは、改定額により精算して、返れいしまたは追徴する。
4 本条第1項から第3項までの返れいについて、NHKは、その額を翌期以降の期分の受信料(第5条第1項または第2項に定める前払額による支払者については、次回以降の前払期間分の受信料)の支払いに充当することができる。
第12条 NHKは、受信契約者が次の各号の1に該当する不正な手段により受信料の支払いを免れたときは、当該受信契約者に対し、支払いを免れた受信料に加え、その2倍に相当する額である割増金を請求することができる。
受信契約の解約の届け出の内容に虚偽があったときその他第9条の受信契約の解約について不正があったとき
受信料免除の申請書記載の内容に虚偽があったときその他第10条の受信料の免除について不正があったとき
その他受信料の支払いについて不正があったとき
2 NHKは、次の各号の者が正当な理由なく第3条第1項に定める期限までに第1条第2項に従った契約種別の受信契約書を提出せず、当該期限を経過した後に受信契約を締結した場合、当該各号の受信契約者に対し、当該各号に定める期間(以下本項において「対象月」という。)について、第1条第2項に従った契約種別の受信料に加え、その2倍に相当する額である割増金を請求することができる。ただし、対象月において当該契約より料額が低い契約種別の受信契約書が提出されている場合、NHKは、対象月について、第1条第2項に従った契約種別の受信料に加え、当該受信料と当該料額が低い契約種別の受信料との差額の2倍に相当する額である割増金を請求することができる。
受信機を設置した者 受信機の設置の月の翌月から受信契約を締結した月の前月までの期間
NHKの配信の受信を開始した者 NHKの配信の受信開始の月の翌月から受信契約を締結した月の前月までの期間
3 NHKは、次の各号の受信契約者が正当な理由なく第3条第2項に定める期限までに変更後の契約種別の受信契約書を提出せず、当該期限を経過した後に変更後の契約種別の受信契約を締結したときは、当該各号の受信契約者に対し、当該各号に定める期間について、変更後の契約種別の受信料に加え、変更後の契約種別の受信料と変更前の契約種別の受信料との差額の2倍に相当する額である割増金を請求することができる。
受信機を設置することにより、料額が高い契約種別への変更をする必要がある場合の受信契約者 受信機の設置の月の翌月から変更後の契約種別の受信契約を締結した月の前月までの期間
NHKの配信の受信を開始することにより、料額が高い契約種別への変更をする必要がある場合の受信契約者 NHKの配信の受信開始の月の翌月から変更後の契約種別の受信契約を締結した月の前月までの期間
第12条の2 NHKは、受信契約者が受信料の支払いを3期分以上延滞したときは、当該受信契約者に対し、延滞した受信料に加え、1期あたり2.0%の割合で計算した延滞利息を請求することができる。
第13条 放送またはNHKの配信の受信について事故を生じた場合があっても、NHKは、その責任を負わない。
2 地上系によるテレビジョン放送を月のうち半分以上行なうことがなかった場合は、特別契約を除く受信契約(受信機が設置され、かつ、NHKの配信の受信が開始されていない場合の受信契約に限る。)について、当該月分の受信料は徴収しない。
3 衛星系によるテレビジョン放送を月のうち半分以上行なうことがなかった場合の当該月分の受信料は、衛星契約のときは地上契約の料額とし、特別契約については、当該月分の受信料は徴収しない。
4 NHKの配信を月のうち半分以上行なうことがなかった場合は、受信契約(NHKの配信の受信が開始され、かつ、受信機が設置されていない場合の受信契約に限る。)について、当該月分の受信料は徴収しない。第1条第4項の規定により締結された衛星契約についても同様とする。
5 第2項および第4項に定めるほか、地上系によるテレビジョン放送とNHKの配信のいずれも行なうことがなかった期間が月のうち半分以上となった場合は、特別契約を除く受信契約について、当該月分の受信料は徴収しない。
第13条の2 NHKは、受信契約の事務に関し保有する受信契約者等の氏名および住所等の情報(以下「個人情報」という。)については、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)、個人情報の保護に関する基本方針(平成16年4月2日閣議決定)および放送受信者等の個人情報保護に関するガイドライン(令和4年3月31日個人情報保護委員会・総務省告示第1号。)に基づくほか、別に定めるNHK個人情報保護規程に基づき、これを適正に取り扱うとともに、その取り扱いの全部または一部の委託先に対し、必要かつ適切な監督を行なう。
2 前項の個人情報の取り扱いについては、受信契約の締結と受信料の収納のほか、免除基準の適用、放送の受信に関する相談業務、NHK共同受信施設の維持運営、放送やイベントのお知らせ、放送に関する調査への協力依頼をその利用の目的とする。
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(受信機の設置者へのメッセージの表示)
第7条 NHKは、受信機(衛星系によるテレビジョン放送を受信できるものに限る。以下この条において同じ。)を設置した者にその設置の旨をNHKに連絡するよう促す文字(以下「設置確認メッセージ」という。)を当該受信機の画面に表示する措置をとることができる。
2 NHKは、受信機を設置した者から次の各号に掲げる事項の連絡を受けた場合には、当該受信機の画面に設置確認メッセージを表示しない措置をとるものとする。
(1)
受信機の設置者の氏名および住所
(2)
受信機の画面にB-CASカード番号またはACAS番号として表示される識別番号(以下「ID番号」という。)
(3)
受信機を第1号の住所以外の場所に設置した場合はその場所
3 前項の規定にかかわらず、次の各号のいずれかに掲げる理由により、NHKにおいて前項各号に掲げる事項の1に該当する事実を確認できない場合には、NHKは第1項の措置をとることができるものとする。
(1)
前項の連絡を受けた事項の内容が事実に相違すること
(2)
前項の連絡の後、前項第2号のID番号を変更したこと
(3)
前項の連絡の後、受信契約を締結するまでの間において、同項第1号の住所または同項第3号の場所に変更が生じたこと
4 第1項および前項の措置は、第3条第1項ただし書に規定する場合および受信契約が解約となった者が再び受信機を設置した場合についても、とることができるものとする。
5 NHKは、第2項の措置をとった受信機を設置した者が、この規約に定める受信契約を締結しない場合には、受信契約の締結を案内する文字(以下「契約案内メッセージ」という。)を当該受信機の画面に表示する措置をとることができる。
6 NHKは、前項の措置をとった受信機を設置した者が、この規約に定める受信契約を締結した場合には、契約案内メッセージを表示しない措置をとるものとする。
(NHKの配信の受信に関する措置)
第7条の2 NHKは、NHKの配信の受信を開始した者にその者を識別する情報を、また、その者が配信の受信に用いた通信端末機器に対して当該機器を識別する情報(以下あわせて「識別情報」という。)を付与することができる。
2 NHKは、識別情報を用いて、次の各号の措置をとることができる。
(1)
NHKの配信の受信を開始した者が受信契約を締結していることを確認するため、所定の情報の提供や手続きを促す文字等を配信の画面に表示すること
(2)
NHKの配信の利用にあたり識別情報の適切な利用を確保するためにNHKの配信を同時に受信することのできる数等の制限を設けること
3 NHKは、第1項の識別情報の付与およびその利用方法ならびに前項各号の措置について定めた利用規約を公表する。
(氏名、住所等の変更)
第8条 受信契約者が放送局に届け出た氏名または住所を変更したときは、直ちに、その旨を放送局に届け出なければならない。受信機設置の場所を変更したとき、また、事業所等世帯以外については通信端末機器の設置場所(配信の受信の本拠)を変更したときも、同様とする。
2 前項の届け出が行なわれない場合において、NHKが公共機関への調査等により受信契約者が放送局に届け出た住所等の変更を確認できたときは、NHKは、当該受信契約者が変更後の住所等を放送局に届け出たものとして取り扱うことができるものとする。この取り扱いをした場合、NHKは、当該受信契約者にその旨を通知するものとする。
3 受信契約者が放送局に届け出た電話番号または電子メールアドレスを変更したときは、遅滞なく、その旨を放送局に届け出るものとする。
(受信契約の解約)
第9条 受信契約者が受信機を廃止すること、NHKの配信の受信を終了すること等により、受信契約を要しないこととなったときは、直ちに、次の事項を放送局に届け出なければならない。
(1)
受信契約者の氏名および住所
(2)
受信機を住所以外の場所に設置していた場合はその場所
(3)
事業所等世帯以外において受信機を設置していた場合は受信契約を要しないこととなるその設置場所および受信機の数
(4)
事業所等世帯以外においてNHKの配信の受信を開始していた場合は受信契約を要しないこととなる通信端末機器の設置場所(配信の受信の本拠)および通信端末機器の数
(5)
受信契約を要しないこととなった事由
2 NHKにおいて前項各号に掲げる事項に該当する事実を確認できたときは、受信契約は、前項の届け出があった日に解約されたものとする。ただし、受信契約者が非常災害により前項の届け出をすることができなかったものと認めるときは、当該非常災害の発生の日に解約されたものとすることがある。
3 NHKは、第1項の届け出の内容に虚偽があることが判明した場合、届け出時に遡り、受信契約は解約されないものとすることができる。
(受信料の免除)
第10条 放送法第64条第4項の規定に基づき、免除基準に該当する受信契約については、申請により、受信料を免除する。ただし、災害被災者の受信契約については、申請がなくても、期間を定めて免除することがある。
2 前項本文による免除の申請をしようとする者は、次の事項を記載した受信料免除の申請書に免除を受けようとする理由の証明書を添えて、放送局に提出しなければならない。この場合において、事業所契約については、受信機および通信端末機器の設置場所の見取図を添えるものとする。
(1)
免除を受けようとする理由
(2)
受信契約の種別
(3)
受信機設置の場所
(4)
事業所契約については、受信機の数
(5)
事業所契約については、通信端末機器の設置場所(配信の受信の本拠)および通信端末機器の数
3 第1項本文により、受信料の免除を受けている者は、免除の事由が消滅したときは、遅滞なく、その旨を放送局に届け出なければならない。
4 NHKは、免除基準に定めるところにより、定期的に、第2項に定める免除を受けようとする理由の証明書を発行する者への照会等により、第1項本文により受信料の免除を受けている者にかかる免除の事由が存続していることを調査するものとする。
5 NHKは、免除の事由が存続していることを確認するため、第1項本文により受信料の免除を受けている者に対し、免除の理由の証明書の提出を求めることができる。
6 NHKは、第4項または前項によっても免除の事由が存続していることを確認できない場合、その者の受信契約については、受信料を免除しないものとする。
(受信料の精算)
第11条 受信契約が解約となり、または受信料が免除された場合において、すでに支払われた受信料に過払額があるときは、これを返れいする。この場合、第5条第1項または第2項に定める前払額による支払者に対し返れいする過払額は、次のとおりとする。
(1)
経過期間が6か月に満たない場合には、支払額から経過期間に対する受信料額を差し引いた残額
(2)
経過期間が6か月以上である場合には、支払額から経過期間に対し支払うべき額につき、第5条第1項または第2項に定める前払額により支払ったものとみなして算出した額を差し引いた残額
2 受信契約の種別、前条の適用または第5条の2から第5条の5までの特例の適用に変更があった場合において、すでに支払われた受信料に過払額または不足額があるときは、精算して、返れいしまたは追徴する。
3 受信料が支払われた期間の受信料について、その料額の改定があったときは、改定額により精算して、返れいしまたは追徴する。
4 本条第1項から第3項までの返れいについて、NHKは、その額を翌期以降の期分の受信料(第5条第1項または第2項に定める前払額による支払者については、次回以降の前払期間分の受信料)の支払いに充当することができる。
(受信契約者の義務違反および割増金等)
第12条 NHKは、受信契約者が次の各号の1に該当する不正な手段により受信料の支払いを免れたときは、当該受信契約者に対し、支払いを免れた受信料に加え、その2倍に相当する額である割増金を請求することができる。
(1)
受信契約の解約の届け出の内容に虚偽があったときその他第9条の受信契約の解約について不正があったとき
(2)
受信料免除の申請書記載の内容に虚偽があったときその他第10条の受信料の免除について不正があったとき
(3)
その他受信料の支払いについて不正があったとき
2 NHKは、次の各号の者が正当な理由なく第3条第1項に定める期限までに第1条第2項に従った契約種別の受信契約書を提出せず、当該期限を経過した後に受信契約を締結した場合、当該各号の受信契約者に対し、当該各号に定める期間(以下本項において「対象月」という。)について、第1条第2項に従った契約種別の受信料に加え、その2倍に相当する額である割増金を請求することができる。ただし、対象月において当該契約より料額が低い契約種別の受信契約書が提出されている場合、NHKは、対象月について、第1条第2項に従った契約種別の受信料に加え、当該受信料と当該料額が低い契約種別の受信料との差額の2倍に相当する額である割増金を請求することができる。
(1)
受信機を設置した者
受信機の設置の月の翌月から受信契約を締結した月の前月までの期間
(2)
NHKの配信の受信を開始した者
NHKの配信の受信開始の月の翌月から受信契約を締結した月の前月までの期間
3 NHKは、次の各号の受信契約者が正当な理由なく第3条第2項に定める期限までに変更後の契約種別の受信契約書を提出せず、当該期限を経過した後に変更後の契約種別の受信契約を締結したときは、当該各号の受信契約者に対し、当該各号に定める期間について、変更後の契約種別の受信料に加え、変更後の契約種別の受信料と変更前の契約種別の受信料との差額の2倍に相当する額である割増金を請求することができる。
(1)
受信機を設置することにより、料額が高い契約種別への変更をする必要がある場合の受信契約者
受信機の設置の月の翌月から変更後の契約種別の受信契約を締結した月の前月までの期間
(2)
NHKの配信の受信を開始することにより、料額が高い契約種別への変更をする必要がある場合の受信契約者
NHKの配信の受信開始の月の翌月から変更後の契約種別の受信契約を締結した月の前月までの期間
(支払いの延滞)
第12条の2 NHKは、受信契約者が受信料の支払いを3期分以上延滞したときは、当該受信契約者に対し、延滞した受信料に加え、1期あたり2.0%の割合で計算した延滞利息を請求することができる。
(NHKの免責事項および責任事項)
第13条 放送またはNHKの配信の受信について事故を生じた場合があっても、NHKは、その責任を負わない。
2 地上系によるテレビジョン放送を月のうち半分以上行なうことがなかった場合は、特別契約を除く受信契約(受信機が設置され、かつ、NHKの配信の受信が開始されていない場合の受信契約に限る。)について、当該月分の受信料は徴収しない。
3 衛星系によるテレビジョン放送を月のうち半分以上行なうことがなかった場合の当該月分の受信料は、衛星契約のときは地上契約の料額とし、特別契約については、当該月分の受信料は徴収しない。
4 NHKの配信を月のうち半分以上行なうことがなかった場合は、受信契約(NHKの配信の受信が開始され、かつ、受信機が設置されていない場合の受信契約に限る。)について、当該月分の受信料は徴収しない。第1条第4項の規定により締結された衛星契約についても同様とする。
5 第2項および第4項に定めるほか、地上系によるテレビジョン放送とNHKの配信のいずれも行なうことがなかった期間が月のうち半分以上となった場合は、特別契約を除く受信契約について、当該月分の受信料は徴収しない。
(受信契約者等の個人情報の取り扱い)
第13条の2 NHKは、受信契約の事務に関し保有する受信契約者等の氏名および住所等の情報(以下「個人情報」という。)については、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)、個人情報の保護に関する基本方針(平成16年4月2日閣議決定)および放送受信者等の個人情報保護に関するガイドライン(令和4年3月31日個人情報保護委員会・総務省告示第1号。)に基づくほか、別に定めるNHK個人情報保護規程に基づき、これを適正に取り扱うとともに、その取り扱いの全部または一部の委託先に対し、必要かつ適切な監督を行なう。
2 前項の個人情報の取り扱いについては、受信契約の締結と受信料の収納のほか、免除基準の適用、放送の受信に関する相談業務、NHK共同受信施設の維持運営、放送やイベントのお知らせ、放送に関する調査への協力依頼をその利用の目的とする。